毎日癒されること間違いなし！？「ペンギン」はペットとして飼育できるって知ってた？

●はじめに

水族館のアイドル、ペンギン。

短い脚で一生懸命に歩く姿に夢中！という方も多いのではないでしょうか。

 

愛くるしいペンギンですが、実は個人でもペットとして飼育することが可能です。

なかなか珍しいペットとして注目を集めること間違いなしのペンギンについて、本日はご紹介いたします。

 

●ペンギンはペットとして飼うことができるの？

日本では「動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)」において、特定生物の飼育が禁止されています。

特定生物の中にペンギンは記載されておらず、ペンギンを飼育することは合法です。

ただしワシントン条約で取引が禁止されているケープペンギンとフンボルトペンギンに関しては、日本で繁殖した個体以外を飼育することはできません。

 

ペンギンは約18種類ほどに分類することができますが、全ての種類が南極などの寒い地域に生息している訳ではなく、南米やオーストラリアといった温かい地域に生息している種類もいます。

日本での飼育を考える際は、キングペンギンやコガタペンギンといった温暖地域に暮らすペンギンがおすすめです。

 

●ペンギンを飼育する際の注意点は？

ペンギンを育てる上で必ず必要になってくるのが「エサ」です。

ペンギンは基本的にアジやイワシといった魚しか食べず、比較的小さなコガタペンギン(体重1kg)であっても毎日100g～200g程度の魚を調達する必要があります。

 

またペンギンを泳がせるスペースは子ども用のプールや浴槽でも代替可能ですが、ペンギンに適した温度環境の部屋は準備必須です。

また犬や猫のようにトイレをしつけることができませんので、一般家庭で飼育する場合はその点も考慮が必要です。

 

また飼育を検討する際に一番重要なポイントは「ペンギンの診療が可能な動物病院が近くにあるかどうか」になります。

コガタペンギンの寿命は約6年程度ですが、飼育されたペンギンの中には39歳や28歳まで生きたという事例も報告されています。

長くお世話をしていく上で、獣医さんの存在は必要不可欠。

ぜひ一度、自宅の近くにある「エキゾチックアニマル(犬や猫、家畜などの産業動物以外で、ペットとして飼育される特殊動物の総称)」に、ペンギンの診察が可能かどうかを問い合わせてみてくださいね。

 

●おわりに

いかがでしたか？

犬や猫のように気軽に飼うことは難しいペンギンですが、その分ペンギンからもらえる癒しのパワーは格別です。

「愛らしいペンギンと共に暮らしたい」「本気でペンギンと添い遂げたい」という方は、参考にされてみてくださいね。