少しでも長く一緒にいたい。大切な愛猫の健康を維持する秘訣。
2022/07/17
●はじめに
ペットの中でも比較的長生きすると言われている、猫。
近年の平均では15年程度の寿命があるといわれており、なんとギネスブックには38歳まで生きた猫が登録されています。
本日は、少しでも長く大切な猫ちゃんと過ごせるように心がけたい、健康維持のポイントをご紹介いたします。
●猫の主な死亡原因
猫の死因として最も多いのは「がん」。
次いで「腎不全」と言われています。
また泌尿器科系の病気や、猫特有の感染症を発症してなくなる猫ちゃんも非常に多く報告されています。
特に猫エイズや猫白血病などの感染症は、室内飼いを心がけ、野良猫やウィルスを有している他の猫との接触を避けていれば、感染するリスクは非常に低くなります。
大切な猫ちゃんに長生きしてほしい場合は、室内でお世話をしてあげましょう。
●猫を「がん」から守るには
確実ながん予防として期待できるのは、腫瘍が出来る可能性のある部分の切除です。
避妊手術で子宮と卵巣を摘出した場合、去勢手術で精巣を摘出した場合は、乳腺がんや子宮、卵巣、精巣に腫瘍ができるリスクを抑えることが可能です。
ペットとのライフスタイルや将来を考えた上で、避妊手術などについてはご検討ください。
また定期的に健康診断を受けることで、血液検査やエコーなどから異変に気づけることも多々あります。
飼い主さんによる日々の様子チェックも非常に重要ですが、10歳までの猫の場合は年に1回程度、11歳以上の猫の場合は半年に1回程度を目安に、健康診断を受けるようにすることが大切です。
●猫の健康の目安は「体重」
猫の免疫や健康を考えた場合、最も重要な目安は体重です。
肥満の猫ちゃんの場合、足腰に負担がかかることからの運動不足や、皮下脂肪の増加で心臓への負担が大きくなることで誘発される心臓病、また糖尿病などのリスクが大きく上がります。
それぞれの猫種、それぞれの年齢に応じて、適切な内容の食事管理を行うよう心がけましょう。
また急な肥満、急な体重減少は、大きな病気が原因の可能性もあります。
普段と食事内容を変えていないのに体重の増減が激しい場合には、一度病院を受診しましょう。
●絶対に避けたい「タバコ」
受動喫煙や、体や服などについたタバコの成分を舐めてしまう三次喫煙も、猫にとっては非常にリスクのあることです。
猫に限らず全ての動物のいる環境での喫煙は控え、触れ合う際には手洗いだけでなく、衣服を着替えるなどの行為が必要です。
わずかな煙や付着物であっても、がんや気管支炎、肺炎などを誘因しかねません。
またタバコは、誤飲のリスクが高いことでも知られています。
猫やペットが絶対に手の届かないところでの保管が必須です。
●おわりに
いかがでしたか?
長生きで有名な猫ちゃんですが、寿命を全うするためには飼い主さんによる健康管理が非常に重要です。
普段から様子をよく観察し、獣医師とも連携しながら、大切な猫ちゃんの健康をサポートしてあげてくださいね。
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