愛するペットのお見送り。ペットの火葬にはどんな種類があるの?
2022/07/10
●はじめに
大切なペットが旅立ったあと、飼い主として最後にしてあげられるのが「火葬」です。
法改正により土葬が難しくなった今、ペットとのお別れは火葬がメジャーな選択肢です。
愛しいペットが安らかにあの世に行けるよう、また飼い主として後悔が残らない火葬を選択したいですよね。
本日はペットの火葬の種類についてご紹介いたします。
●合同火葬
ほかのペットと一緒に合同で火葬してもらう形式が「合同火葬」です。
自治体の保健所やペット霊園など、多くの業者や行政が合同火葬スタイルのサービスを取り扱っています。
合同火葬のメリットは、費用が抑えられる点です。
反対にデメリットは、複数の遺体を合同で火葬しますので、遺骨や遺灰の返却がない点です。
また多くの自治体では遺骨や遺灰はごみとして埋め立てられます。
ペット霊園の場合は、合同埋葬などで遺骨の供養を希望することも可能です。
また、弊社ではお引取りの場合でも完全個別火葬にて行っています。
●個別火葬(お任せタイプ)
人間の場合と同様に、1つの遺体だけで火葬をしてもらう形式が「個別火葬」です。
基本的には全て葬儀会社のスタッフにお任せする形なので、火葬への立ち合いやお骨上げには立ち合えません。
また葬儀会社によって大きく費用やプラン内容が異なります。
遺体の引き取りや遺骨の返却をお願いできるプランもありますし、そのまま埋葬までお願いできるプランもありますので、ご予算にあったものをお選びいただければと思います。
●個別火葬(立ち合いタイプ)
火葬やお骨上げに立ち合いたい場合、火葬前にしっかりとお別れをしたい場合は、立ち合える形式の個別火葬をおすすめいたします。
人間の葬儀に一番近い形で、お別れや出棺、お骨上げまで立ち合うことが可能です。
その分費用も高額になります。
●個体差による費用の差
小さい体のハムスターなどとセントバーナード等の大型犬を比較すると、体が大きいご遺体の方が火葬費用は高額になってきます。
また火葬にかかる時間も長時間になりますので、火葬をお願いする場合には注意が必要です。
●おわりに
いかがでしたか?
ペットとのお別れの方法は様々で、正解がないからこそ多くの飼い主さんが迷われてしまいます。
返骨を希望するかしないか、お見送りに立ち合うか立ち合わないかがチェックポイントです。
特にペットが旅立った直後には冷静に判断を下せないことが多いので、ペットがシニア期を迎えたタイミングで、いざというときにお願いしたい業者を選定しておくことをおすすめいたします。
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